書き換え連詩スレッド[29]
2009 11/14 23:59
K.SATO

近所の老犬が石ころだ
ポツリ 群青のラブだったと
空の灰となった 
瞳は ー街だった

感覚はずいぶん 色になっていたらしい
虚ろっているようなことも世界には 尽きなかったらしく
「もう存在は否定する」とつぶやいていた。
このあたりの角でもひときわ流れている 季節を

キラキラと 車が霧へ
コンクリートは 白色で 
そんな娘の 世界の
少年への言葉は もみ消された
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