2018 06/08 08:05
るるりら
黒髪さん おはよーございます。
ご参加とても嬉しいです。皆で声を合わせましょう。
今朝方 うちの近所で火事がありました。
なので、わたしは今朝の体験を詩に足してみました。
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突然 消防車のサイレンです
山火事です
何台もが赤いランプを回しながら
山道入り口にある私の家の前にとまりました
深夜に急に起こされて
しんじられないと つぶやいた途端に
シンギュラリティと 変換されて
特異点を超えたものと交信がはじまりました
死ぬということにはならないよね
火事っていうけど 大丈夫か
不安は ちょっと粋な霊となって
人工知能を刺激したのでしょうか
わたしの おばかぎみの脳のシナプスが
最大限のフル稼働をおこし
肉体を放れてドローンとなり
肉眼では見えない山の奥の火事をみようとします
賢すぎるスマホは特異点というものがあると画面に示しただけでした
人々の心は それぞれが
オートマチックに想像のドローンを飛ばして叫びあいます
「火元はどこだ」
「けが人がいるか?」
そのとき一人一人が持つ
考えと感情と計算と希望とが
皆で声を掛け合っています
海の歌のように広い声
激しくやさしいマグマのように根源的な声でした