書き換え連詩スレッド[134]
2018 02/21 22:55
たこすけ

こぼれ落ちる液体状の鳥たちは
屋根を嘴で打つ。
翼は跳ねて消える
雨が鳥になりたいと鳴きごえ
震える喉に五月雨

悲しげな雨よ
私のところへおいで
両手は鳥を模した影絵
救いきれない雨
平行という名のゼロ座標

いつかの活力となるだろう
雨になりたかった私に
鳥になりたかった雨が降る
まことの鳥よ鳴いておくれ
けたたましく金切り声で
酸素が薄い空を切り裂いてしまえ


息たえだえ肩で呼吸
耳の中に雨と静寂
目と胸に滲む怪鳥の残響
今、私はぬかるみで翼を広げる
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