巻頭詩保存スレ[131]
2014 02/28 22:39
宏子

■ひと気のない特異点 
■雪が舞う真後ろの過去も今も白く消すかのように 
■待つようにしていた 
■文章創作量が堆積岩となり 
■学べという詩が林立する森 
■釘のよる 
■占拠した 
■さよならよりはむしろエイブラハム 
■愛に藍がわからないのと同じで 
■望遠鏡にうつしだされた君の心を読む 
■道のはては海原 
■極めた世界を 
■膝を曲げて空をつくる 
■私が私をわからないように 
■嵐の晴れ間に 
■水平線に最初のオールをこぎだすように設計図を書く 
■つめたいエクスタシー 
■うた歌い 
■ただ静かに 
■さらば照準は定めた 
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