2009 05/20 23:03
芳賀梨花子
再び芳賀梨花子です。こんばんは。
二年間のブランクがあり、ご時世に疎いのであえて蘭の会に説明責任があると私が設立当時を知る発起人として判断した以外のことはスルーさせていただきます。そして、この板は議論スレではないので、皆様、どうぞ心静かに私のぼやきにお付き合いくださいませ。
発足した当時から蘭の会はフェミニズムを主張したことはございません。しかしながら飽きもせずこのような話題がとりだたされるのは、HP開設時のヤリタミサコ女史に寄せていただいた創立宣言が強く皆様に印象付けをしてしまったのではないかと推測するに至りました。なので、あえてここでご説明差し上げるとヤリタミサコ女史も蘭の会の一会員に過ぎず、蘭の会総意として発言していただいたわけではございません。ヤリタ女史を大先輩としてリスペクトしておりますが、あくまでも運営は私達(佐々、宮前、芳賀)の三名で行ってまいりましたし、発起人として運営者として私達三名はフェミニズムの団体であるとリードしてきたことは断じてございません。それは繰り返しネット上で説明し続けているかと存じます。
また私は個人的にフェミニストであられる方々が蘭の会にメンバーとして参加してくださっていることになにも違和感を感じておりません。そしてお忘れいただきたくないのですが、私を含めて多くの会員がノンポリであるのです。詩をネット上で発表している女性という不確かでもあり唯一のキーワードで集っているだけ。フェミニストもそうでない人も。
ですから現在のパブリックビューできる蘭の会をご覧いただいたとおりに受け取っていただければ問題は起こらないでしょう。メンバーズページの中が気になってしょうがないと思われる男性諸氏及び非会員の方が存在してくださるのはありがたいことでもありますが、そんなに秘密めいた事柄は残念ながらございません。あえてお伝えするならば過去にはマナコイといって男性から投稿された詩を女性目線で酷評(笑)する企画がございまして、それに伴う月例チャット(後日、編集し公開していた)があり、それとは別に雑談する金曜日チャット、相談掲示板(下記でご説明済み)がございましたが、現在は廃止されております。なので会員の皆様には提案されたテーマがあって書きたければ詩を書き蘭の詩集で発表したければ内部に設置されている投稿掲示板へ書き込んでいただく。参加は自由ですし強制もいたしません。時々、オフラインとコミットして紙で発表することもございます都合、ポエケットやポエザルなどに参加いたしますが、会員個人がどのように蘭の会に参加するのかということも自由なのです。ですから詩集に投稿できるのが会員だけで、ジェンダーを女性と申告しないと会員になれないという点以外は他のサイトとあまり違いはないとはお思いになりませんか。申し訳ないのですが、あまり多くのことを蘭の会に期待していただくのは少々お門違いというもの。ご自分が思っていることを実現させたいのならば、どうぞよりかからずご自身で実現していってくださいませ。
そして、思うのですが、詩人さんには知りたがりさんや、言いたがりさんがいっぱいいらっしゃいますけれど、お互いをリスペクトしあって共に詩を語る日は来るのでしょうか。みんながみんななかよしになれというのは無理でしょうけど、縁あって詩周辺の事柄をずっと見てきましたが、また同じような事が繰り返されているように感じております。どうぞ皆様、心穏やかにお気に入りの詩集でもお読み遊ばせ。
ではでは、現代詩フォーラムのスレッドをお借りして蘭の会について語らせていただけたことに感謝しつつ老婆な心は胸の中にしまいます。なにとぞ今後とも蘭の会へのご理解ご協力をお願い申し上げます。