2009 05/30 10:42
石川和広
sage
>佐々さん
なるほど。了解。
いや僕もそんな誉められるような人生は送っていないですから
だから、人を苦しめたこともあります。全然いい人ではありません。
自分はむしろ、親父とか、友達とか様々な人を罵倒してきた経験がある。
おもに頭が変すぎたときに。僕は口が悪いです。
だから、そこからどういえるかなって思って。
つまり、平穏な落としどころは無い。
忘却といったってね。
たぶんわすれていない人はたくさんいる。というか忘却したことが抑圧されて回帰しつづけている。
ポゲさんとかも昔いろいろあったからたぶんそれがまたよみがえってきたんだろうと。
でも、ポゲさんや白井さんをみていて、この言い方は失礼だけど、むかし親父に歯向かって怒っていた俺を思い出す。
自分はなぜこんな人生を歩んだのか、全部おまえのせいだ!みたいな。
僕もそれを「解決」はできていないんだ。
でも、どうにか自分の中でいっていのケリをつけられた。
それは親父は自分にとって、やはり他者だ。期待するから、わかってほしくなる。けどね。じぶんにとって、親父は大変大事な人だが、ちがう人なんだなってあるとき気付いたの。それは自分も社会の一構成員だと気付いたのと似ている。僕もそうだけどクレクレ星人だけではいかんと。じっさい人間は自分の意思でうまれたわけではないからいとも容易く他を恨むことができる。原理的に。
片野さんが、白井さんにそれは責任とれませんっていうのはだからそういうことで。つまり片野さんは、白井さんのご期待に添えないって繰り返しているの。
つまり絶望ってのは相手にきたいしすぎて、イメージが肥大しているから起こることではないか。
ぼくだってきっと奥主さん自身が見えていないのだと思う。
そうして互いが互いの姿をそのままに捕捉できていないことが問題なんだと思う。インフルエンザと同じく、相手をバイキンだと罵っているように思う。それではインフルエンザの姿が見えないから、ちゃんと対策できない。
この間のことは私も含めそうだった。自分もリアリズムでやろうとしたけどうまくいったとはいいがたい。
しかし片野さんの等身大の人間としての姿を捕捉したら、意見は可能だと思うの。必ずしも絶対王政だとまでは思わないの。それでもダメだったら怒ることもあやまちではない。
だけどさ、僕はそんなにみんながみんな傷つけあっただけとも思わない。
ここを心配して退会した人もいるし、ここが心配で久しぶりに投稿を始めたり復帰しているひともいる。いずれも心があるからだ。
それはまだわたしたちがここを覚えているからだ。片野さんにはこれがこのサイトをつくっているものなのだと再認識してほしい。いやきっと知っているだろう。しかし鈴女さんとのやりとりでもうまくなかった。
傷つけあったけど、なんとなく様々な立場が出てきた。それが意味があった。平穏な落としどころは無いけど、しかし、誰が愚かで誰が真面目にはなしていたか、はつげんしていない人も理解している気がする。
奥主さんのいうことでそのとおりだと思うのは、沈黙している人のことを思うってことだ。目に見える、言葉にあらわれた過激さにとらわれるよりも潜在的なものを見たい。
それが詩人でしょ?何がそうで何がそうでないか自ずと答えは出ていると思う。僕らの声がでかいだけで。
片野さんの管理についてどこまで問えるかどこが限界か幾分かはっきりした。また、事実の提示の仕方について、それがどこまで難しいか。
性暴力が争点になったのは、まず事実認定で「紛争」になることだからだ。
白井さんを見てて思ったのは、直感を言語化することの難しさだ。
どこかで不正を感じたのは実際であっただろう。僕はそれを認めるんだ。たぶん佐々さんや奥主さんとちがって。
しかしそれに当てはめる言葉があまりにも他責的だった。ある段階から意地そのものだった。そこに片野さんの責任意識と意地がぶつかった。白井さんは是々非々ではなかった。そしてしかしその態度を変えることは私にはついに出来なかった。なぜなら白井さんはおそらく何かに怒っている。しかしそれが本人も相当つかめていない。これは表現者として非常にまずいことはまちがいない。
しかし適切に訴えるなら、このサイトはもし不正があったら変えられるかも知れないとも思った。たくさんのことはできないけど、私は後退したとは思っていない。憂鬱ではあったが、バトルスレや批評スレであった様々な血で血を洗うような、あるいは雑談スレでの絨毯爆撃のような応酬も忘れられない。
だから忘れていない人もいるんだよ。おそらくそれらはつながっている。
アホと思われるかもしれないが、なんとなくそれぞれが学んでいるのでは?とも思う。
でも佐々さんのいう側面がいつも大きいのが私は辛い。
しかし言論も戦いではないだろうか。それを避けてしまうから逆にこじれて噴出するのではないか。片野さんに不満があるときだって普通にあるとおもう。そこをどう考えるかだ。ともに考えることがどうしたらできるかということだ。ユーさんのいう飲み会で落とし前つけることはできないとは思うけども。寧ろきちっといいたいことをバシンという方が長い目で見たときに互いにとってよい。脅しでは身構える。
sage