論戦スレ。[238]
2009 03/25 20:40
石川和広

なんか恐い話してるんだな。いっぱい論点がこんがらがってるぞ。
よくわかんないけど。話がかぶってたらすいません。

奥主さんの発言。

>むしろ詩を書く人がスキルアップの為の切磋琢磨できる場所。その前提として、会員間の対等性の保証された場所。そうした、かつては理念として存在したはずのものが、もしも損なわれているのだとしたら、とてつもなく哀しい。

そのとおりだと思うのですよ。
けど、スキルアップってとこで、そのスキルってなんなのさって話があると思いますよ。

それとスキルって言い方だとなんか目指すべき技術ってのがあるように思わせる力が言葉自体にあると思うのですよ。

僕自身の話をしますと、なんか目指すべきものってなんなのかってよくわかんないですけど、共通のこうすべきってのがあったらしんどい。

それは各人の持てるものが最大限発揮させられたらそれが一番いいわけです。そのために技術もあるよね。でも考え方の部分もあるし。なによりその人が書くことで何かをしようとしている、そういうことが大事なんですよ。セルプヘルプみたいなものかな。で、それはよく「自分語り」とかって嫌われます。
でも、自分を助けるというか自分のもっとも言葉にしがたい部分を言葉にできたら何かが起こるんじゃないかって僕は希望しているのですよ。
そこには、自分を越える何かがあるわけですから。

それが果ては、誰かにつたわってくれれば最高だ!とも思うのですよ。
誤用を指摘する人も、指摘される人も、そういう形で何かを語るとか世界を作るって欲望は等しくあるのではないかと思うのですよ。

多元性とか多様な価値観の肯定っていいますときれいごとに聞えますか?
でもね、それぞれがそれぞれのやり方でまずは困難とむかいあっているのを忘れてはいけない。その上でもうちょっとこうすればよりよく伝わるという感覚がないと。これはある種の愛情です。だから恐がられもします。ニュートラルに指摘していますってのはありえないですよ。

なんか中立であらねばならぬみたいな感覚がある人が多いでしょ。
でも、人の作品に関わるってことは自分の良い部分も醜い部分もでるはずなんですよ。生半可ではいられないから。また作品をだすってことも、魂の一部分をあるいは全部をみんなにみせるってことだから、まあ恥ずかしい部分なんですが、でもまあ弱みも強みも見せているわけですよ。

そういうおそろしいことでもあるからね。そこに中立とかあるいは俺のほうが正しいなんて話があるほうがおかしい。比較的妥当な意見をのべているってのはあるかもしれない。だってその作品の可能性を発掘したり、作者の潜在的な何かに話しかけることだから。それはその人のよさを引き出すことだから苦言を呈することもある。その上で一般的に誤字や誤用は見苦しいねっていう話だったらわかる。でも果たしてそうなっているのか。


私は性犯罪とかいやがらせの件はよく知らないので、コメントしません。でも、昔バトルスレという佐々さんがやってたスレでもいいましたが、誰かをつるし上げてここで叩くいうのはどうなのか。それよりもまず先にすることは、その被害者のケアでしょ。別に真摯に話するのは止めないよ。大いにやってほしい。だけどね、結局そこにはさ、そういう被害者をどう考えるかとかそういうことと話が逸れている感もあるのよ。もちろん加害者は許せねえよ。でも、ちゃんとケアされてその条件が整えば訴えるしかねえよなと思う。こういうぐちゃぐちゃな中で誰かをさらすよりは、被害を受けた人がちゃんと生きていけるようにケアして、で、その上でその加害者が賠償なり刑罰に服するなりして償いをさせる。すごく一般的なことしかいえなくてごめんね。

で、その上でこのサイトでも書ける人はね、どんどんそういう性にまつわる知識や思想、体験のことでもなんでも知恵をシェアしましょうと。むかし書いていた人いたよね。

実際みんな口は達者なんだから、そういう風により情報を共有しそういう不逞な輩が横行しにくいように、文章とかで様々に人間、生命、存在にまつわることを書いていってもよいと思う。それができる最大のことではないの?みんな書く人だから。裁くひとばっかりもやれないでしょ。


だってこれいきなり新しくこのサイトに入ってきた人が読んだらさびっくりするような話しているよ。いや不正は正さないといかんというのはその通りなんです。が、もし性犯罪の被害者の参加者がこのスレ読んだらですね、どう感じるか考えながらみんな書いてくれよと思う俺はね。

その一方でカムアウトして性犯罪被害で苦しんでいる人のために活動している人もいるよね。

でもさこれ限られた人がほとんど書いているじゃないですか。じゅりさんが書いたりしているけれど、もっといろんな人がアクセスしやすいような雰囲気をもっていかないと。じっさい片野さんが運営しておられてそのことには敬意をいだいています。たださ、入会している会員がみんな色んな形で参加して活動していれば、そのサイトはいいサイトだと思えるのに。

僕も古株(入会5年目)なのかもしれないけれど、正直な感想いうとね、このサイトを見るのが最近しんどくてあんまりアクセスしていないのです。僕個人のせいなのかもしれないけど、どうも変だなって。
もちろん片野さんの運営方法の問題もあるかもしれない。ただね、片野さんはもっと前は会議室でも自分の意見を書いていたりしたような記憶がある。でも、そういうことを片野さんがあまりしなくなった。それはなんでかなと思うの。

こういうと片野さんの味方か?と叱る人もいるんだろうな。

でもそういうんじゃなくて、単純に片野さんも含めていろんな人が個性的な動きができなくなっていっているというか。硬直化していると。で、片野さんもそういうふうに柔軟さとかいい意味でのいい加減さみたいなものが減っているような。で、結果その閉塞感のなかにあるというか。こういうのはルールを増やすだけではなかなか動かないだろうと思う。まあ印象なんだけれど。
たださ、まあいろいろ頭がいい人もいるんだから、いい知恵はでんかなとは思うよ。


僕もねいろいろこのサイトで暴れまわっていたこともあり、声高な時期もあったしえらそうにいってはいけないのだけど、でも自分が作品を置いている場所だから気持ちよくいたいなというわがままな気持ちがあるんです。はい。
スレッドへ