2008 11/12 23:28
小池房枝
こんにちは。小池です。エネルギー使い果たしてしまったのでいただいたレスへの返事は明日あらためて、と思っていたのですが(かのっぴさん孤蓬さんありがとうございます)、どの辺の文語を孤蓬さんが指標にしてらっしゃるのか、ということについては孤蓬さん例えばこの雑談スレッドの前の雑談スレッドでも書いていらしたと思います。今ざっと見てみましたなら例えばno.979とかです。
ええと、上代、古代、近代、その他、日本語も時代ごとに特徴や変遷があったわけですが、言葉遣いの違ってる部分だけではなく日本語として通底してきた部分、最大公約数として古語、として括れる部分が確かにあって、その範囲での話をしてるんだよ、ということではないでしょうか。平安時代の古語辞典とか、鎌倉時代の古語辞典とか、時代別古語辞典ってあるのかもしれませんが古語辞典、普通、一冊ですから。古語辞典の中で出自の分かる言葉にはきっとちゃんと○○時代からとかって書いてあるのでしょうけど。
逆に言うと、それぐらい現代語としての日本語と、それ以前の古語全部をあわせた日本語は隔たっている、ということなのかもしれません。わたし以前に沖縄に住んでいたことがあるのですけど、ちょうど琉球方言がそんな感じでした。今の日本にも北海道から九州までいろんな方言があって、ネイティブの方に全開で話されたらそれこそ互いに通じないくらいいろんなバリエーションありますけれども、それを全部あわせたよりももっともっと違うそうです>琉球方言。それでもやっぱり日本語ですが。ああでも、今でこそ沖縄県ですから沖縄の方言ですけど琉球国だったら琉球語と呼ばれていたかもしれません。