雑談スレッド7軒目[112]
2008 11/16 13:40
小池房枝

 せっかくリンク貼っていただいたのでこれ幸いと追記です。「てにをは」、これの「て」って今なら「が、の、に、を」に並ぶ助詞の「で」のことだと思うのですけど、古文の「てにをは」レベルってどのレベルで?というのは、ただ単にごく基礎的なこと、という意味でしたら語彙とか発音とか表記とか全部含まれちゃいますけど、そうではなくて文法のことですよね?という意味でした。
 そうだとしたら、語彙は文法とは違って時代とともにどんどん移り変わってきて、はなはだしい例では俗説としてであれ蟋蟀ときりぎりすや豆腐と納豆のようなことが起きたと思われている。だけど、形容詞は名詞の前におくとかこの動詞にはこの助詞を使うとかそういうレベルのことは日本語としてずーっと変わってなくて、だからこそどの時代のどの古語であれ体言には連体形、用言には連用形。そういうのはそれこそ比喩として基本の基本という意味での「日本語のいろは」であって、連体形とか連用形とか言われると分からなくなちゃいがちですけど「きれいな花」と言いたいときに「きれいに花」では変だよねと、そういうことでいいのかなと、そのようなことを考えておりました。
 雅語にも種類かあるだろう、というのは私から見ると語彙の話に見えて、語彙なんかはどの時代も何層にもあってすごそうだなーと楽しみに読ませていただいています。追記終わり。小池房枝 拝。

 ボルカさん皆さんこんにちは。長文読んでくださって有り難う。違和感の話、学校文法の話、「てにをは」のレベルってどのレベル?なのか等々、いっぱいあるのですが毎日長文してると読まれる方もですけど自分も力使い果たしてしまいますので(書くのにものすごい時間かかってます。あげくの駄文・拙文ですが)ぽちぽちと。
 雅語って、ガゴという音がいいですね。たとえば、みやびことば、だとたおやかすぎる感じですけど、がごだと「がごっ」とどうかすると互いに思いっきり齟齬をきたすようで、でも齟齬ってうわっつらじゃなくて話し合えてる証拠かもしれません。
#俚言がついつい狸言に見えてしまうのは秘密です。猥語ではありません。狸語。

 あ、あとひとだつだけ。「吸血鬼ハンターD」はハンターDで切らないで下さい〜。略すなら「吸血鬼ハンター」か、それとも「D」か。ヴァンパイアと、ヴァンパイアを狩るヒトとヴァンパイアの二世、混血、あいのこ、すなわちダンピール、の物語であります。
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