2008 11/14 04:25
佐々宝砂
現代の口語にも文語的表現は混じっていますね。
小池さんのいう「よきかな」もそうだし、
私がときどき使う逆説の意味の「こそあれ」などがそうです。
「こそあれ」は係り結びだったりします。
そういうのはウソ古語ではなく、現代に残る文語的表現だと思うんですけど、
いかがでしょ。
少し古い歌謡曲にはかなり文語的表現があるように思います。
たとえば、
「過ぎ去りし日々の」(いい日旅立ち)
「悲しきナントカ」(というタイトルいっぱいあります。悲しき願いとか)
「透明人間あらわるあらわる」(透明人間)
私は、こうした多少の文語口語の混淆はかまわんのではないかと思ってます。
#ところで誹風柳多留ですよー。柳樽ではありません。