批評しましょ[46]
08/08 22:58


 部分、訂正すべき個所があったので、ここに記す。
 以前「批評とは私憤を含むものであってはならない」と書いたが、これを「批評とは私憤が主であってはならない」に訂正する。
 勿論、実際にそれを主として書かれておりながらも高い評価を得るものがあるのも承知の上。それは何故か。読みへの偏りが出る怖れがあるからである。これに関してへの反論に何が出るのかは想像に難くないが、敢えて申し上げておく。
 フォーラムが山田さん特有の罵声や切り捨ての批評に対して開かれた場であることは承知しているが、ともすれば余計な「いさかい」の一因ともなりかねないのであれば、本末転倒だと思っている。それは過去に私自身が批評を行ってきた上で身を以って体験していることだし、これによる圧轢に苦心された方も大勢いると思う。こんなこと書いたところで、彼からしてみれば「発表することへの覚悟の無さ」で片付けられるような問題なのだろう。が、皆、今一度「批評することに無駄な傲慢さが出てはいないだろうか」を問いただす必要はあると思う。たとえ強く自覚しているつもりであっても、だ。
 (私は以前、自分のサイトで批評を行っていた経緯がある。批評の〆に、親しみを持たせた言葉(それでは、を、ほいたら、と記したように認識している)で締め括ったところ、それを「不真面目で不謹慎な行為」だと激怒されたことがあった。言葉とは、かように難しいものなのである。また、添削又はそれに順ずる行為も、同程度かそれ以上の危険性を有している。)

 最後に繰り返すが、これはグレーの話である。彼は黒ではないので、この話をすればするほど、私が損をするだけである。自分がどんどん落下しているのが分かる。それでも敢えて言っている、この意図について考えて戴けたら、と思う次第である。(以上で、これに関する話は終わりにする。勝手に終わって申し訳無いが、これ以上は反芻にしかならない為である。)

 安藤さんへ。彼の意見の中にも、私のイメージを下げるものは含まれております。それに対して、私も反論しない。この問題は彼にとっちゃ解決してるようなもの(論じること自体がどうでもいいレベルなもの)ですから、それ以外の方々に対して発信したいのです。
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