2004 09/28 19:58
一番絞り
ボルカさん、わたしにあの「対談」もどきを書かせたモチーフは
世界中で大量虐殺の犠牲になっているこどもたちへの同情と、そのようなところへこどもたちを
追いやったもの(わたしも含め)への怒りですよ。
それはいったい何なのか、あなた、考えたことありますか?
あるのならそれを聞かせてください。
ないのなら、それを考えている人のことばにできるだけ真摯に耳を澄ますことです。
どういうわけかあなたは前回のいざこざを持ち出してきましたがあなたのことはまるで念頭にありませんよ。
とにかく外のことを考えてないのならよく考えてください。
岩成という詩人だって自分のことをいっているのではないこともわかってくるでしょう。
石川さん、わたしが漫談で槍玉にあげていた内部(健全さ)と外部(極悪)の構造というのはね、
ふつうに読めばその指弾する内容がだれにでもわかるものであって
あなたがいうような大衆社会批判なんてのんきなものではありませんよ。
>「ただ生きている人」への視点が見失われがちになり
ってあなたはいうけど、「ただ生きている人」ということを、わたしたちができなくしてしまったことに気がつきませんか?
「ただ生きている人」は素晴らしいですよ。それはとくに無辜なこどもがそうです。そういうものを
そのようにあるように、あーた何か考えましたか?
わたしたちの内閉性が、生物レベルでの生き様が、逆にそのようなものを奪ってしまった皮肉に言及しておいたはずです。
ふー子、いや違った、フーコだのオルテガ・イ・ガセットだのマルクスだのご大層な思想家の名前をいくら振り回しても考えたことにはなりません。
「ただ生きている人」を守ることにもなりません。あーた「他者のことば」を撒き散らしているだけじゃないの。
ここでも、よそでも。そんなことで、
あなたご自身の内閉性も国家的な世界の内閉性もびくともしないわけですから、できれば、あなたご自身のことばで語ってくださいな。
どんな難解な書物を読破しょうと、わたしが取り上げている問題とはあまり関係ないとおもいますよ。
むしろ小中学生のための政治入門とかね、『高校生のための実践演劇入門』(あ、これはこないだおれが読んだんだ)
とかのほうがよほどいいでしょう。
ちゃんと読んでくだされば、かなり突出した問題を提起しているわけで、自分のことば、自分の手、
自分の足でなければだれも手探りできない、そういう問題を提起しているつもりです。
*それから余談ですが、
わざわざ否定するのもおかしいんだけど、わたしはサーフィンとラグビーが趣味で、自閉どころか
、家にいるのが小さい頃から何より苦手ですよ。
読書も苦手。
自閉というか、『方丈記』の隠居のようなものには憧れているのですが、性格的にいまだできません。
わたしが自閉だなんてね、だれかが聞いたら、泡を吹いて転げまわるでしょうな。