2004 08/20 09:13
一番絞り
>142
えっ、
愛の証として洗われたのかい? 書き手の足は。
たんなる相手の男のスケベの発露としか思われないな〜、おれには。
それも
幼児返り的老人性の。
足を洗うくらいで、かんたんに愛の証なんて安っぽい解釈は、おれはそんなワンパターンはとらない。
それより、ここにあるわざとらしい演技性のほうが注目だし、面白いと思うがな。
映画なんかでも必ずあるパターンだしね。フランス映画あたりで。最近は日本の映画も真似しだしたか。
セックスのあと、風呂に入って足を洗い、向かい合って簡単な食事をとり、無言で微笑みあう。
どこにでもみかける映画的光景だし、これをかっこいいと思えば現実にそれを
なぞってみるだろう。
でも、こういう演技の裏にあるものってとてもさびしいものだろうと思うよ。
最終の連が余計というより、それまでの雰囲気を台無しにしているのは、やはり、倫理スローガンのなかに
中規模の演技性を埋没させちまったてことだろう。
最後にしめくくるというのは、あまりにNHK青年の主張コンクール的で興ざめてこと。