2025 04/10 22:47
鏡文志
20世紀はアメリカの時代だと語った人がいます。
ロックもお笑いも、一昔前までの世代が慣れ親しんでいたカルチャーが行き詰まりを迎えている時代。ロックとは、ズバリ20世紀米国の音楽で間違い無いでしょう。
ストレートな生き方とか、フラストレーションの発散など、ロックやお笑いが体験していた自由のイメージ。それが復活するのはグローバリズムの台頭で多様性の押し付けが生まれている時代には大きな産業にまで発展するのは難しいのではないか?
ストレートに生きることが難しい時ロックは根に持っているブルースに回帰していくのではないか? 私は友達もいないし、ネットも頻繁にいじらない。本当にローコミュニケーション、ローメディアの人間なのです。そのためこのように一つ一つの文章が長くなるのですが、コロナ禍で引きこもり族が続出し、ネットコミュニケーションが加速する時代にあって、僕はむしろブルースに行くようになったなあ。ロバートジョンソンなんかいいですよね。奴隷のやっている音楽が、加速し発展して大きな産業にまで行って資本主義へ格上げされた時にロッケンロールなんじゃ無いかなあ? 僕はそう思ってる。
貧乏な時代には、お笑いも落語に行く。そういう安さ狭さ賢さの世界にこれからの時代はきっとみんな行くと思ってます。それは世の中的にはいいことではないかも知れないけれど、僕にとっては本領が発揮出来るいい時代が来る。ゲームソフトを皆で捨てて、竹馬の時代が来るのです。すると本当の竹馬の友が僕にも出来るのではないか?