2004 08/27 11:14
佐々宝砂
ふっ。赤い風船、いつつであろうとみっつであろうと(笑)も、風街ろまんも、実は家にあったりするけれど。それはもう死んでしまった友人にもらったかびくさいLPだったりするのだけれど。私は高校生のときだったかしら、岡林のライブに行きました、どういうわけかそれが最初にでくわしたライブで、でも私はそういう曲は好きでなくて明るい曲が好きでした。日本語の歌詞だったならば。はっぴいえんどは、そういう意味で、特殊なアーティスト達だったように思います。彼等のうたは、わりと、好きでした。湿っぽい日本の風土のなかでは。
日本の唄だろうと外国の唄だろうと、私がいちばん好きだったのはドアーズの曲で、今もそうで、きっと未来にもそうだと思います。うまく言えないけれども、ジム・モリソンは私にハンコを押したのだと思います。他の人間の歌には、どうしても、どうしても、反応できなくなり、それに気付いたとき、もう彼は死んでいました。