2008 09/21 22:25
小池房枝
ヒガンバナが咲いています。ヒガンバナの花茎はひどく青白くて、もちろん色としては普通に黄緑色なのにどうしてあんなに透き通るようなんだろうと思いきや「葉緑素がないんだろ」ってそりゃ違う、ないってこたないだろ葉緑素ぐらいって「光合成する気がないんだろ」あああ、なるほど!ぴんぽーん。
スプリング・エフェメラルという言葉がありますがヒガンバナはいわばオータム・エフェメラル。花はすぐに倒れて光合成のためにはあらためて濃い緑の葉が伸びてきます。それゆえの、いわく、葉見ず花見ず。花茎に緑は要らない。ではなぜ花はあんなに赤いのか。実を結ぶために何かするわけでもないのに。でも実は実を結ばないこともないらしいですがヒガンバナ。