夢を見たら書き込むスレ2[4]
03/06 14:31
佐々宝砂

夢の初期設定=俺は40代の職業作家。妻と愛人あり。子どもなし。もっかスランプ中。というわけで俺は妻に、ひとりになりたいからどこかのホテルに籠ってくる、と言った。すると妻は、私しばらく住み込みのバイトをするからあなたは家にいればいいわ、という。聞いてみると個人経営の老人ホームのようなところらしい。じゃあ行ってこいと妻を送り出し愛人を呼びつけてよろしくやろうとしているところに妻帰宅。修羅場になるかと思いきや女どうし意気投合、バイト先の話になる。その瀟洒な洋館のあるじは30代くらいの男で、八人の老女を養っている。老女たちは知識豊富でぼけてはいないのに身の回りのことが全くできない。とても世話なんかできなかった、と妻がいうと、愛人は、私ヘルパー経験あるからやってみる、とバイトすることに。興味を持った俺はその洋館に赴く。愛人は仕事になじんで甲斐甲斐しく働いていた。洋館の主はこんな役立つヘルパーはいなかったから三ヶ月はやめないでくれという。八人の老女はパステルカラーのネグリジェとナイトキャップで洋館内をうろついている。読み込んだ形跡のある古びた洋書を読んでいたり、ピアノを弾いていたり絵をかいていたり(おっと字数制限。

このまま尻つぼみなのもなんなのでmod追加&ケータイで出なかった字をいれた

八人の老女たちはみなそれぞれ芸術的な才能を持ち、いまだにそれを発揮しているのだが、それ以外のことはろくすっぽできない。食事すらまともにとれない。排泄もまともにできなくておむつをつけていたのだが、それは俺の愛人の努力により改善されて、今は介助付きでトイレにゆくという。愛人はこの仕事がすっかり気に入って、三ヶ月どころかずーっと働きたいと申し出たが、館のあるじにより却下された。それ以上いてはいけないというのだ。いろいろ話し合った結果、一年に三ヶ月働くだけならいいということに決まった。三ヶ月後、愛人が俺のもとにかえってきたが、なんとなく前よりぼんやりしている。それでもしばらくたつうちに以前のようにしゃきしゃきした女に戻った。あそこでの暮らしはどうだった、と訊ねると、まるで夢みたいだった、という。私といれかわりにバイオリンを弾くきれいなお嬢さんがやってきてね、みんなの世話をしていたわ・・・九ヶ月たってまた愛人はその館へ。物見遊山気分で俺もその館へ。すると今度は九人の老女たちが館の中を彷徨っていた。そのなかの一人はバイオリンを弾いていた。
#というわけでやっとオチまで書けました
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