06/04 10:36
ドジ
>奥主さん。
奥主さんの書かれたものにはある種の透明感があってわたしは気に入ってます。
ところで、ここに示された論法にはめずらしく「らしさ」がなくてちょっと戸惑っております。
ひょっとしてこれは何かのジョーク? でしょうか。
いえ、本気で疑っております。
ウソをついているんでしょう? おそらくご自分でもこの論法を本気で信じているとは
思えません。
>BにはBの意見があり、CにはCの意見があるという、それだけのことです。
たしかに論理としては間違っていない論理でしょう。
1+1は2です。これは数式として正しい。でも少し虫の食ったリンゴ1コとてっぺんのアンテナみたいな茎の抜けたリンゴ1コとを足しても
数式として抽出された答えは2ですが、現実には2ではない。
2などという数式に抽出されるような2はどこにもない。網羅万象の数だけ答えがある。
「BにはBの意見があり、CにはCの意見があるという、それだけのこと」だったら詩の呼吸する隙間はどこにもありませんよ。
BがBの意見を持つとき、それはすでにしてB一個人の意見ではなくて他者が入ってきているんです。