05/27 08:07
ドジ
奥主さん、あなたのご意見には異議がございますですよ。
いちゃもんつけるのか! と眉をしかめられるかもしれませんが、あなたの
以下のような考え方はあまり感心しません。
>私は近所の工事現場で働いている彼の姿を見かける。アルマイトのやかんを下げて、彼
>は走っていた。工事が終わると、彼は再び転校していった。
なんの感想もつけられていないが文脈からして「かわいそう」「運の悪い子」というニュアンスを感じる。少なくとも「自由闊達に生きられてしあわせなやつだ。勉強もしなくてよいアイツつがうらやましい」という気持ちは伝わってこない。(あたりまえだ、そんな気持ちは逆立ちしたってないのだから!)
しかし、いったいアルマイトを下げて工事現場を走ることのどこが不幸なのか? それは平々凡々と育ったお坊ちゃま、お嬢ちゃまの偏見に過ぎないのではないですか?
>戸籍にも登録されない(ある意味では「人間」として認知されていなかった)存在を
短絡ですな。戸籍に登録されないとは、またなんと楽しいことではないですか。それがすぐに人間として認知されない? とはなんという差別ですか? これも平々凡々と暢気に育ったお嬢ちゃまのお言葉でしょう。
戸籍に登録されていようが、お金持ちで裕福に育とうが、この「誰も知らない」のような事件は浅間山荘の仲間内のリンチと同じで、いつでも、どこにでも起こりうる普遍性をもったあることがらなんですよ。それを貧富とかに結び付けて語ろうとするところに、間違いの元があるのです。