ニューススレ[78]
05/23 09:09


 北朝鮮から拉致家族5人のみが帰国・・・っていうか、これは「解放」なんですけどね。5人と引き換えに誘拐国に送(贈?)られたのは、大量の米と高額の医薬品。一人頭に換算すると、一体いくらになるのでしょう。本来なら逆に賠償請求をするべき立場にあるのに、当の総理は「敵対から友好へ」などと、勘違い発言での出発。予想通り、終始向こうのペース。どちらが来賓なのでしょう。いつまでも格下の日本。

 メディアはいつも通り、向こうの様子を垂れ流し。日本は戦後補償をするべきだと唱える民衆の声、声、声。あちらは教育による洗脳と粛清の国。お決まりの意見が咳よりも容易く出るばかり。それでも多くの日本人は、それを聞いて肯いているんだろうなぁ、自分の境遇のみの価値観で悲しみ、更には戦後補償と拉致被害、この切り離して考えるべき事象を、ごっちゃにして考えてしまってるんだろうなぁ。苛立ちは溜息に変わるだけ。メディアにとっては報道以外の何物でも無いみたい。それは交通事故や芸能人電撃結婚と同じ位置付けにある、ニュースの一端。

 結局、総理は今回の訪朝で何を得たのだろう。所詮、年金問題から注目を逸らす為のパフォーマンスでしか無かったのではないのか。北朝鮮国内では、5人の帰国(解放)は報じられていない、とのこと。やられたい放題ではなかろうか。総理の成果に対し不満の弁を述べた政党が民主のみだったのにも、呆れた。共産党は赤旗、社会党はアイラブ北朝鮮党だったのだから、当然と言えば当然なのかもしれない。

 横田めぐみさんの弟さんが、喉を詰まらせながら総理を責めていた。妥協と沈黙の総理。そもそも、行動順からして間違っているのだから。日本は、まず先に特定船舶入港禁止法案を成立・発動させることから始めなければいけない。経済制裁を実施した上で、どれだけの期間解除してやるか、やらないか。こちらから揺さぶるべき相手なのに。せめて、ジェンキンスさんは日本国で保護する、日本への亡命者といったカタチで取り扱う、だから大丈夫だと、それくらいのことは言えなかったのか。言ってやれなかったのか。
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