07/12 00:25
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いかいかさんに現実的なことを述べさせて貰うと、アメリカはイラクの石油に頼らずともアラスカの石油でやってきゃいいんですよ。でも、彼等は自身の備蓄の切り崩しを拒んだ。また、フセインが石油代をユーロで受け取る、ドルでは受け取らないと言っていたので、あのままイラク侵略が開始されなければ、アメリカとしてはドル経済がユーロ圏に負けてしまうという危機に面していた。基軸通貨の交替という、ね。
ドル経済の優位性が続く限りは、アメリカとしては新たにドルを刷るだけで良い。でも、その逆になれば、アメリカとしてはドルを刷る以外の何か新しい産業を構築せねばならなくなる。ユーロが世界の基軸通貨になっちゃうわけだからね。いわばアメリカは、苦手なこと、面倒なことはやりたくないってな理由からOPECのアメリカ化を考えイラクに攻め込んだ。でも、そんなことせずにアメリカは企業努力さえしてりゃ良かったわけだから。これはアメリカという会社の強引な企業買収と企業潰しに他ならないの。(ここいらへんは、双葉社から出ている「アメリカ帝国世界支配のカラクリ」に詳しい。)
それも現実だよ、なんて言ってしまってたら、その先に未来はあるのかい?ってな話。つーか、いかいかさんからも何かしらの提案をお願いしたい。否定ばかりじゃ何も進まないからさ。