ニューススレ[380]
07/08 18:19


 延長戦。

 まず、一番搾りさんからの?〜?について。
 ?彼等とは? → 例えば、パレスチナの人々とか。虐げられている民族を指す。
 ?同じでは? → いいえ、人権よりアイディンティティ(=国、=権利)です。ただ、この「どっち?」ってな言い方は余りにも極端なので、非常に誤解を招き易い。人権よりアイディンティティという決断、これがどういう意味なのかは、次の佐々さんへの文章にて紐解きます。この2つは非常に似通った立ち位置に居るのですが、誰しもが「人権」という言葉の前に、思考を喪失してしまうのです。例えばチェチェンの人々。彼等はロシア政権下での人権と、アイディンティティのための独立、どっちを求めているのでしょう。求めているアイディンティティの中に、彼等は人権を主張する。いわば、この2つは表裏一体なのですよ。
 ?アメリカ覇権 → そんなこと誰も望んでませんよ。というか、一番搾りさんは奴隷でいるのと反抗するのでは、そっちを選びますか?・・・これってアメリカの南北戦争ですよね?人権を求めての戦争。同じ人種、同じ宗教の人々が争ったのだから、そうです。でも、これが違う民族同士の争いだったなら?人権を叫びながら民族的アイディンティティから来る独立が浮上します。
 ・・・う〜ん、説明が難しいな。ま、こんなところでしょうか。私が[376]に★を投じているのは、そういった観点からです。木も蔦も、根っこでは同じ大地で繋がっている。

 ところで、人権のために死ね?誰が言ってるんでしょうね、そんなこと。私は、アイディンティティを守る為には死もいとわない、そういった趣旨の話なら、やってた憶えはありますが。


 佐々さんは、ハルノートを御存知でしょうか。あれを突き付けられたら、どうしますか? 当時の日本はそれを拒み、開戦し、戦争の過程で人を殺しもしたでしょう。佐々さんの挙げた私が人を殺す可能性とは、それのことになります。ちなみに、イラクは現代版ハルノート(国連査察)を受け容れたのに、攻め込まれましたけどね。
 このような場合においても、佐々さんは、自らの行いが殺人に繋がるケースについては否定する、ということですよね。それは、例え奴隷にされても人を殺さないだけマシだ、ということになります。
 あと、参考程度に。
 私は海上自衛官ですが、陸上に勤務しています。今の仕事内容は飯炊きで、本来のマークは経理です。階級は、一般社会でいうところの契約社員(若しくは社員並パート)です。期間内に社員になれなければ、首を切られる立場です。当然、銃を携帯する機会など滅多に無いし、発砲も上官の命令によります。


 山田さんは批判したいだけみたいなので、割愛。呼び捨て、唾への言及の無さ、もはや対話しようとする姿勢ではありません。呆れた。


 さて。再度、お尋ねします。現代詩フォーラムでは、独自の偏見や価値観に基づき、それを追検証することを目的として行われる詩への批評を、認めるのでしょうか。作家論という言葉で場が濁されていますが、どちらにせよ批評とは詩の中にある世界観への解釈であって、偏見や価値観を最初っから持ち込んで行うものではないと思います。いかがでしょうか。詩人の全体像に至ろうとする批評のあり方、一般としての作家論から大きく逸脱しているであろう、この行為は認められるのでしょうか。
 ・・・と紐解けば、要は「為にする批評」を認めるのか?ってことなんだけどね。なんだ、同じじゃん。
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