2004 08/14 12:14
石川和広
>>520
奥主さん、こちらこそ、よろしくです。
>>516「生命とは何か」は、ちゃんと、残ってますです。
あと、もぐもぐさんが、ドウルーズを出してましたね。ぼくは、カフカ論は、読みました
カフカを、方言の文学というか、多言語混交の文学と見ておりまして、ヨーロッパというのは、アメリカ大陸より、狭い?所に、色んな民族が国がひしめいておるでしょ。それで
カフカは、チエコのユダヤ人でしょ。
何気に、ドウルーズは、領土とか、高原とかね、使いますね。あれ、やっぱファシズムとか、共産主義とか、あるいは、昔から、ある帝国とかですな、ああいうのに、対する歴史の読み替えをしたかったんでしょうな、戦争だらけでしたから。
フーコーも、レビ=ストロースとかね、みんな、地層とか出してくるでしょ。彼らは
歴史の問題を、今ここの空間から、掘り出せる何かに置き換えようとしたのでは?昔にもどれ!みたいなのは、山ほど、ありますからね。それと起源論争とか、ロマン主義の人間中心主義=今もありますな、自然を守ろうとか言うので、自己陶酔してる人とか。への批判がありみたいな。
しかし、差異に関して、どおいうことを
いってたかわかりませんが、新しく文章が出来上がっていくときの、感じを、地すべりとか、地殻変動とか、に例えたかったのかなあ、と。
フーコー論とかも良かったなあ。でも、科学的にしても、文学的にも、なんとなく、ほかのポストモダンの方々より、無理して書いてる印象があった、ぼくには。
あをの過程さんの、排除を産まない倫理大切と思います。同感です。逆に、ルソーとか、ホッブス、ヒュームなんかおもろいかも。ヒュームは、カントに対して、ヘーゲルの
精神とか、ショーペンハウエルの意志とかじゃなくて、さきのドウルーズは、ヒュームから学んだんですが、差異とかに近い考え方を出した人です。
いわば、「疑い」を大切にした人かな。ニーチェも、これも、ドウルーズの元ネタですが、「偉大なる人間は懐疑家」だと申しております。