一番搾り
山崎 風雅


 清らかな冬の夜の大空
 月があくびして
 星がウィンクして
 犬は遠吠え
 猫は狂い鳴き
 どうでもいいけど
 
 ちっぽけな世界を守るため
 僕達は額に汗して
 下げたくもない頭下げて
  
 一度の失敗でパーになるのが人生
 何度も起きあがれるのも人生
 貴方の目が潤んでるのは誰のせい?
 追いかけていって説教してやる

 誰も知らない国に行ってみたいな
 誰も知らない未来を歩きたいな

 眠りにつかずに夜風に吹かれながら
 このまま未来に一番乗り


 

 


自由詩 一番搾り Copyright 山崎 風雅 2007-01-05 03:16:08
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