愛茶
山中 烏流

まだ遅い 朝に
ミントを少し

香らせて


最上級の糖分と

平凡な水で 溶くの。


溶けて 沈んだら

最後に
5文字をくゆらせて



そっと

僕に 手渡し。



少し

甘過ぎるよ。


自由詩 愛茶 Copyright 山中 烏流 2007-01-03 15:36:28
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