罪とイブ
衿野果歩



雲の切れ間から日が差した時

林檎の赤が眩しいのは 罪のせいだ って気がついた

すぐに遠ざかっていくあなたに

また会えるかな ……なんてね

少しだけ夢を見させて 



明日の朝には醒めるから


自由詩 罪とイブ Copyright 衿野果歩 2006-12-24 20:47:52
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