言葉→海
優飛

仮想現実を飛び回る
もう一人のわたし


無機質な世界に
優しさすら感じてしまうの


誰にも触れず
誰にも触れられず


わたしは記号


暖かい言葉の海を
人知れず浮遊するの


誰にも教えない
わたしだけの素敵な世界



自由詩 言葉→海 Copyright 優飛 2006-12-11 07:00:22
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