ラブとつぶやくやつらを殺せ
構造

フリースタイルで
リラックスしながらラブをつぶやくとか
なんつーか、
無理

ちんこちぎれて
死ねっつーか


おい、貧乏人ども


めぐまれた子供たちが
ラブをつぶやくなら
殺すんだ


やり返されないような
なにかで決着をつけて
やつらを殺す

地べたはいずって
はした金かせいで

その上で高級スーツを
レンタルして
ドレスそろえたバックコーラスをそろえて
叫べよ

ラブって言葉の裏に
かくされた本質を



おれを苛めるな
馬鹿にすんな
っていう
そんだけのことを


できるだけ、女を味方につけ
できるだけ、野郎に殴られないように

それでも今まで生きてきた人生のプライドを
守りきるくらいには
もしくは一発逆転に成功する程度には
でっかい声で

ころしたやつらの怨念が
すっかり体にしみつく程度には
かっこよく


自由詩 ラブとつぶやくやつらを殺せ Copyright 構造 2006-12-11 00:48:24
notebook Home