ぺーに嫉妬
新守山ダダマ

私の理想の女性は林家パー子です
見た目はおいといて理想です
自分のやることなすことを
中身はおいといていつも笑ってくれる
そんな人がそばにいたら世界はどんなに楽しいことでしょう
別に私はいつも恋人とペアルックでいたいと思わないし
あの大地を切り裂くような笑い声、
そして夫婦揃ってのあの芸風そのものは
一視聴者として時々堪えがたいものを感じますが
一人の男として、彼女の存在感は頼もしく
そして愛おしく感じるのです
ぺーもそんな彼女を見て、いつも
この人のために頑張らなければと奮い立ち
つまらないダジャレを言ったり
執拗にカメラを回したり
新しく出てきた有名人の誕生日を必死で暗記したりしているのでしょう
ぺーにとって、パー子は心のともしびです
寒い時も、いやギャグはいつも寒いけど
彼女があたためてくれるのです
こんなに慈悲深い人は他にいません
彼女は一ぺーの妻を超えて
世界の宝です



自由詩 ぺーに嫉妬 Copyright 新守山ダダマ 2006-12-09 00:24:31
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