無名の花のように
Hantama/ibukijohn

 ただひた向きに
 かつもくもくと
 汗をかきかき 生きてゆきたい

 風はなく
 誰も居なくても
 責めるのではなく 受けてゆきたい


 花は花として
 なに 想うのだろう

 減らすよりも 増やすことは簡単で
 貯めるよりも 流すほうが心地いい


 人は人として
 なぜ 悩むのだろう

 切るよりも 伸ばす方が自然だが
 待つよりも 驚きのある人生を


 それはそれとして
 また 歩いてゆこう



 君に書く 
 手紙 なんにも浮かばなくても

 ポッケからはいつも 
 笑顔のあなたが 覗いているから













 aymiso!×Hantama made this.


自由詩 無名の花のように Copyright Hantama/ibukijohn 2006-12-09 00:14:39
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