赤い靴
暗闇れもん

踊り子ですか
赤い靴を履いて踊り続ける踊り子なのですか
罪ですか
わたしは罪を犯しているのですか
だから死ぬまで
この足を切り落とすまで
踊り続ける踊り子
この恋はわたしの独り芝居
舞台で
心躍るあなたの言葉が禁断の赤い靴で
わたしは独りだけで今まで踊っていたのですか
何も知らずに
何も疑わずに
ならくの底へ落とされるまで


自由詩 赤い靴 Copyright 暗闇れもん 2004-03-30 00:25:37
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
街の魔女より