せやねん
わら

それで ええねん


そんなふうに やさしくしてくれたりな


そんなことでも ええねん


その気がないことだとか

そんなことは ええねん


むしろ 期待することが こわいねん




こんな おれにな

そんな ふうにな


それが うれしいねん

ほんの すこしでもな







やさしさにつながれながら おれは生きてんねん


自転車操業なんて コトバあるやろ?


「シノギをつないでいかな あきまへんでえ」 なんてさ




おれは そやねん

いろんなヒトのやさしさに

そんなふうに とりつながれながら

生きれてんねん




ありがとお





その 放り投げてくれた やさしさが

賞味期限の近づいてるミカンをくれた程度のものやったとしても







ええねん




それで ええねん


それで うれしいねん


それが ウマいねん



めっちゃ 甘いねん























自由詩 せやねん Copyright わら 2006-12-06 15:13:47
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