おどるとき
こしごえ
なにがあろうと
時間はすぎてゆきます。
けれど
私はいまでも青年、少女
夜空の星をみあげるとき
風にゆれる花をかぐとき
山の小川で口をすすぎ
鳥の声に耳をすますとき。
そのとき、
こころおどる
(おなじあほうなら おどらにゃそんそん)
私は、
それの
葬式のときでさえ
さびしく、おどっていた。
私が、
おどるときは、
ふいに夢をさますように
時間に冷酷なのであります
自由詩
おどるとき
Copyright
こしごえ
2006-11-25 11:48:10
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