時が くれたもの
わら
「すべては やっぱり、
そうだったんだね。」
今は もう、
思い出すのが こわくなっている
あのとき、 そのとき、
ボクは、
何を思っていたのか
どうしていたのかを
きっと、 涙がこぼれるから
すべては やっぱり、 そのとおりだった
気づいてしまっていたことは、
真実だったんだね
その いくつもは。
この目が、 この耳が、
なかったならって
その想いが なかったならって
気づかずに
キズつかずに すんだことは、 いくつもあった
だけど、それは、ボクであって、 ボクじゃないんだな
あなたを信じろと、うちつけたことも
あなたが 隠していたことも
あなたが ついたウソだって
あなたのほほえみが ボクをいやしてくれることだって
ボクにとっては 真実で。
だいじょうぶ。
今なら、 すべて、
ほほえみで うけ入れられる
こころからの ありがとうは、
なにもかわらないから