君と見ていた
たもつ


立ってる君、座っている僕、違う遠さの水平線を見てる



洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから



ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので



してやれなかったことをしてあげる、今度は僕があなたを産むから



赤とんぼ、と笑ってさした指先を今朝ぼくは包丁で切った



君といつか見た夕日は忘れない、たとえ君を忘れたとしても



短歌 君と見ていた Copyright たもつ 2006-11-18 16:42:57
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