雨臆しWalks
六崎杏介

全ての(all)終わり(goal)に私は箱庭で
オルゴールの音慈をまく
冬の祈りの十字にHighを捧ぐ
大麻と春とに角度の素敵な音響苻
I 暗いの部屋にムスクed灰
ロープに抱擁されたく靴を履く

ピアニカ鳴らすLの意図 仕舞った果実の写実を齧る
街灯下に惰液を垂らし 個人的なパレェドに専念する
 群像、プリズムに分解し
 背にした箱から憑いて来る、群像
祝辞のLが街灯Hightに至り 何処かしこにロープの影
そうして 個人的なパレェドは
濡れた舗道を延長する。


自由詩 雨臆しWalks Copyright 六崎杏介 2004-03-25 10:36:59
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