生きる
わら

くらやみにいる


ながい、ねむりの中にいた


めざめる孤独。

動きはじめることへの 

おそれ






よわい






寄り添うものがない



ときに、 

なにもを見失う






ただの 点




まどろむ、くらやみにおちた、


ただの 点







それでも、動き出さなきゃいけない


この 空いた心をふりきり



それでも、 

なにかを、 せねばならない












自由詩 生きる Copyright わら 2006-11-17 10:52:12
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