愛しき日々に−手紙−
士狼(銀)



走れるさ
雪の重みに挫いても
蕗の塔の芽を食べて

君の影は
今宵も
心の奥深くに染みを創る

けれど

足元に絡む挫折や
喉元で唸る鳴咽も
蹴散らして、いける

あぁ
夜が明けたら白銀の海が
沈む







今年の冬を越えられないかもしれない愛犬へ

愛してるから、
お願いだから、
一日でも長生きして下さい

間に合わなかった泣き虫より


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心不全を克服し、なんとか元気(というよりとても元気
皆様目を通してくださって、
また応援してくださってありがとうございます


携帯写真+詩 愛しき日々に−手紙− Copyright 士狼(銀) 2006-11-10 23:20:01
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