木漏れ日和
美味

うは
お前の言ってたとおりだ
あるよ
間違いのない木漏れ日和

信じられないほど柔らかに吹く風も
明日を語らっているような
木の葉のさざめきも
目を奪う光の木漏れ日も
あぁ
なんか
神様を信じたくなるような
世界の全てが祝福されてるような
君の右手が
冷えたボクの左手を
温めて
温め手

ぶは
ぶははは
なんだこれは
笑いが止まんないや
木漏れ日和
気持ち良いなァ
気持ち
いい

あー
はは














なぁ
このまま
二人で溶けちゃおうか
訳分からなくなるくらい
とろっとろにさ
今日なら
そんくらい
許されるよ
木漏れ日和だから
うん
好きだ
お前が好きだ
恥ずかしくなんかないさ
今日は


空も青い。





自由詩 木漏れ日和 Copyright 美味 2006-11-08 13:47:34
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