特に書きたいわけでもなく
atsuchan69

ありきたりな言葉 が 加熱された反応炉で
鮮やかなシグナルレッドから突然、ス、ス、ス、
ス、スペクトラムブルー となって煌く。
                 
      その瞬間の美
 ぞっとする、スノコ一枚。真下の地獄 )))

 たとえば、化学物質に汚染されたコトバが
使いまわされた 愛によって輝くとき、
パトスの虹に
「やさしい少女の描いたヘタクソな絵が、
 音もなく滲み出し、
カレーライス。 (レトルトのやつ&2分でご飯!

 つべこべ言わずに腹がへったら、
茹でたブロッコリー」、マヨネーズたっぷり
――茎も棄てずに食べるべし。

「それで何。あんた喧嘩売ってんの、いくら? それ

荒野の一ドル銀貨なら詩的だが、
自動販売機の前で 100円はツマンナイ。

 やっぱり、詩人には クロロフィルが不足気味だ
だ、もって鬱だ、クスリだ、注射だ、
 非合法のオンパレードだ!

「えへへ )))
――カズノコ、黄色はプチンカリン
キャビアの紫、ねちょっ、パチン。

つまり説明はキライだが アレだよ、アレ、
ナポリタンじゃない/パンビタンじゃない/アレ、アレナミンA?
ちがう、ありきたりな言葉 が 加熱された反応炉で
ア、ヒヒ。鮮やかなシグナルレッドから突然、ス、ス、ス、
ス、スペクトラムブルー となって煌く

      その瞬間の美
 ぞっとする、スノコ一枚。真下の地獄 )))


自由詩 特に書きたいわけでもなく Copyright atsuchan69 2006-11-07 01:11:28
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