エンジェルリングの誓い
こめ

現実逃避する僕の影の中を這いずる

暗いくらいスネークなど形だけすらなかった

わかっているハズだったのに

体が火照るだけの感情を

押さえきれず心は砕け散った

エンジェルリングに誓いの輪をかけました

太陽光陽炎泣き

月夜闇弱虫は泣き虫で僕だった

ドスぐらい限りなく闇にちかいブラックライトの

グレイブの十字架には枯れたドライフラワーが

悲しく風になびいてく

自分の限界値をしった限りなく零に等しい

絶対零度の皮膚感覚どうかゆずってくれ

焼き付くような視線にかすりもしなく

不気味に笑むガイコツは鎌を振り回し

やがて血の神をかきやどる

芽生えた殺戮感覚

狂歌を歌いながらケラケラわらう

僕の脳は全てデータに残して飛び出した

エンジェルデビルサタンにミカエル

すべてに置いて理由なき罪ほろぼしをやどる

十字架にたった一つの願いをたてながら



自由詩 エンジェルリングの誓い Copyright こめ 2006-11-06 00:03:43
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