初恋
たもつ



色をぬる記憶
人に触れる記憶
僕らの言葉が
キスを学習すると
背中にも匂いがあってよかった
バッタのようなものが
死んでいたよ
あのあたり
空も見ないで



自由詩 初恋 Copyright たもつ 2006-11-02 18:46:18
notebook Home 戻る