宇宙をドライブする
ぽえむ君
秋の夜に車を走らせる
いつもよりも何か
エンジンが優しい
まっすぐな道のその上には
星が散りばめられ
宇宙を走ってゆく
いつもりも何か
ハンドルが柔らかい
曲がる道のその上にも
星が煌いていて
宇宙を流れてゆく
いつしかエンジンの音は
聞こえなくなり
いつしか細長い道も
見えなくなってゆく
わずか数分間の宇宙ドライブ
月までほんの数分間で
辿り着きそうだ
自由詩
宇宙をドライブする
Copyright
ぽえむ君
2006-10-25 22:21:38
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