ゆめ
床
わたしがわたしについて考えているとき
あなたはきっと部屋でテレビをみていて、
あなたがお酒を飲んでいるとき
わたしは夜の世界で女を売っているのでしょう
女であることが罪であって
わたしは素直に甘えることも知らない
わたしだけのものはこの世界になにひとつなく
あなただけのものはここにしかない
月や星が綺麗だという事も誰もが知っていて、
隣の彼はそれで女の子を騙したりもする
ものの美しさをしりたい、ほんとうにうつくしいものが見たい
オリジナル、個性、芸術、
あなた
この一瞬
すべてがすばらしく儚くて
あっけなく心乏しい