水飛沫
ki

指の間から水が零れていく
その瞬間に鳥の横顔

夢から覚めたかのように頬が冷たい
パジャマに水飛沫
涙の跡のようにてんてんと残して


水に放して

捕まえて


また、放して、


自由詩 水飛沫 Copyright ki 2006-10-06 02:29:15
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