『陽炎日和』
しろいぬ
今日を薙ぐ 薙ぐ
立ち昇る陽炎に眩んで
ゆるりと沈む先の陽に怯えて
明日の手に引かれ
目隠しな日々を薙ぐ
一寸の先に、闇すらも視えず
幻に怯えて日々を薙ぐ
薙ぐ
自由詩
『陽炎日和』
Copyright
しろいぬ
2006-10-02 23:11:59