パジャマ
山崎 風雅


 こんなゴミだらけの街にいても
 きみの瞳は穢れない

 穢れきったぼくを
 やさしく叱ってくれる

 きみの見上げる空には
 罪なんてない

 いつも重い荷物を運ぶきみは
 宝物を大切に運んでる

 汗ばんだきみのTシャツ
 歩く後には爽やかな風が吹く

 きみを僕は守るよ
 きみと同じ景色をみたいから

 銀河のメリーゴーランドには
 哀愁のララバイが響いてる

 こんなことしてちゃいけないね
 眠りのなかにいるきみが
 目を覚ましたらたいへんだからね

 隣りにお邪魔してもいいかな?
 ちゃんとパジャマに着替えたよ



自由詩 パジャマ Copyright 山崎 風雅 2006-09-29 23:33:43
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