コスモス揺らめくかの丘に
　置き去りのままに鐘が鳴る
なにも言わず別れた日さえ風に鳴らされ
君は今は誰かと
　夜に沈むのでしょう
　　明日は晴れです
君なしで始めた暮らしが
君なしの寂しさから
いつも僕を強くするのさ

ねえ
あの日のままの秋の音色が
響くよ

月だけの空を見上げたら
　置き去りの思い瞬いた
ささげきれぬ花びら
赤が切なくこぼれ
君は誰かの胸で
　朝日に起こされるでしょう
　　今夜も晴れです
ふたりをはさむ時の海を
溺れずにゆけたならば
いまも僕は強くなれるさ

ほら
あの日のままの秋が鼓動を
刻むよ
　　　　　　　　　
ねえ
あの日のまま変わらず
君を愛し続けるこころが
迷うよ
　　今夜は