〇六〇九〇八
もしゅ

のろの しまに ふゆむらさきに すむ たいこうぼうの のろし。




てにてをとり ゆく たびまくらほっす 
ゆみなえしの おさに ゆらめく てれびばんがい。
きょうもんに手をだす めさぎりだえなるげらがっぱ



だいだらぼっさなぎまむ ゆみのふゆそびなく
えにあえし ためらいがさを くすにさし
つつみて ぐらんどろっく す。

たすけてほしかの  えべるめらーれんなく 
てらばいとのほしか 
なよけくなよけくなよけくうすぶらみ
なよけくなよけくうすぶらみくしなえす



もじゃり草、
ゆんべのぼんぞにため池の コードネームをおしなえし
大さんせいえたるテレビンボーヤに 
やくそうの だめしたえなる山ぶどう魚、
ゆっさりゆっさ、

あさぼらけにもぞうかの推奨品は
きさにかげなす だぼじりもくぞう会社にのこされし 冬場のしぐれは
あしたにたえだえなるゆめにうつつぬかれ

とろみにのめり ぐらなだのあいに
なみまゆぐり くゆり ゆれゆ。




さしょうのうらに 
とうこつメンジャンメダパニとなえ
だべし魚はのびそたえ ゆられる気なく
ゆらゆれ、ふゆのあいの ゆくそびなく
ヘラシオスの足もとに
きもち
少し
死す。


未詩・独白 〇六〇九〇八 Copyright もしゅ 2006-09-10 14:12:20
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