少女
快晴

たとえ疲れている時だって
何かにつまづいた時だって
君の瞳は輝いて
じっと前だけを見つめている
そんな君の前に立つ時は
私も背筋を伸ばしていたい

生きていくのは楽じゃないと
君もいつか知るだろうけど
今はそんなことは案じずに
一歩一歩進んで欲しい

現実は時に残酷で
夢は果てしなく遠い
日常に背中を押されて
忘れかけていることもあるだろう
それでも何かを掴もうとする
君のその手を信じて欲しい

積み重ねてきた過去の上に
今の君があるように
歩み続ける今の上に
未来があることを知って欲しい

瞳を閉じてそっと祈ったら
また何度でも目覚めよう


自由詩 少女 Copyright 快晴 2006-09-01 01:46:07
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